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いか・イカ・烏賊

毎日、店と家との往復だけなのに、なぜかネタに尽きないこの生活。

★ bar 巡り

雨の日は上のbarは休みですが、天候が良くても夜はめっきり寒いので(ちなみに今夜だと17℃)、早めにbarは閉まります。
という訳で、仕事が終わったらどこかbarに行こう、がこのところの合言葉。

ルーマニア人のpaoloが車を買ったこともあり、とにかく運転したくて仕方ない様子。
「直ぐ近くのbarに行こう」というので車に乗り込んだら、
「masaの家に寄るから、パスポートを持って来い」と言う。万が一、警察に止められても大丈夫なように、との説明がありました。が、
「近くっていったじゃん?」
「いや、ポルトレカナーティにいいところがあるんだ」と言われ、車に揺られ・・・

そして次の日も「今日は近くだから」。じゃあ行こうか、と店を出たら、何故か車に乗り込む。
で、パスポートを持って・・・と前日と同じパターン。ただ行き先は違いましたが。

ただbar巡りも2日だけでした。それは何故かと言うと・・・

★ 大量の魚たち

9月に入り、余計に手間が掛かる魚介が増えました。特に手間が掛かるのが、
海洋エスカルゴ・・・さざえみたいな形の巻貝。
小さいイカ・・・掌くらいの大きさのイカ。
小さい魚・・・フリットにするにはちょっと大きくて、尚且つ数量がまとまってる、赤い魚。

言うまでも無く名前があるんですけど、辞書にひっかかってこないから覚え間違いかも?
なので、あえて書きませんでした。

海洋エスカルゴは、さざえとほぼ同じ。茹でてフタをとって、引っ張り出して、内臓を取る。
残った身を、ここでは2つに切り分けてます。

小さいイカが一番面倒。
エンペラ取って皮剥いで目・くちばし・墨袋取って、胴の先端切って、良くすすぎます。
小さいから墨袋を取り除くのにピンセットを使わないといけません。
先日は朝に大量に届いて、夜の営業終了後までかかって掃除しました。
正直、こういう形で提供する意味が分からないのですが・・・

小さい魚は3枚に卸します。その後はいろいろな用途に使えるので便利です。
捌くのは面白いので、これが作業としては一番好きです。
でも同時に大量のイカが来ているので、滅多に作業することはありません。

今日の午前中はスタッフが大勢居たのでランチ営業前には終了しました。
でも、掃除だけで手一杯で、通常の仕込みは一切手付かず。
お昼ごはんを食べてからアタフタと準備をして。

最近は、みんなの疲労が日に日に増しているように思います。
ご飯時、だーれも喋らずに、ただ黙々と食べる時間が多いです。
仕事が終わったら、さっさと帰るようになりましたし。
ある意味、こんな時間(現地時間で深夜2時)に起きている自分が凄いとさえ思います(笑

明日からはポーランド人が仕事復帰をするので、多少は楽になる、かも知れません。

★ 休暇?それとも?

と言うわけでポーランド人が帰ってきました。
彼らの出かける前の言葉、そして待っている間の、厨房で交わされていた会話といえば、
「masa、ウォッカとビールとサルシッチャ(生サラミのようなもの)のフェスタが待っている!」

彼らが厨房に帰ってきたとの挨拶をしに来たときも、
「ウォッカフェスタはいつやる?今夜か?」と会話が弾むしまつ。
今夜は彼らも疲れているから無理としても、近日中には行われる模様。
・・・となると、場合によっては、私の休暇前日に行われる可能性が高いのです。

実は前回、彼らの部屋でミニパーティーをした翌朝。
朝寝坊&レンタカーをアンコーナに返しに行って、12時過ぎに店に到着という大遅刻をやらかしてたのですが、
今回もそんなことになりそうな予感・・・
アンコーナで車を借りて、マルケ州→アブルッツォ州→モリーセ州へと行き、
時間と気力があれば、カンパニア州は南端のMarina di Camerotaまで行きたいと考えているので、朝早く出たいところです。

もっとも、休暇が取れるのかどうか、まだ確信はありませんが・・・
by frutta_di_mare | 2008-09-20 09:27 | イタリア・ヌマーナ
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