今日は朝の6時に出て、エミリア・ロマーニャ州はパルマに行って来ました。
チーズ工場とバルサミコ酢の工場見学です。 最初はチーズ工場に行きました。 ここで使う牛乳は全て自家生産で、チーズに使う添加物は唯一塩だけ。 牛乳1tから80kg程度のチーズが取れるそうです。 倉庫には大量のチーズが眠っていて・・・ 18ヶ月寝かせると上等なチーズが出来ます。 それ以上寝かせても良いそうですが、ワインと同様、長く寝かせすぎると味が落ちるのだとか。 これらは2006年5月に作ったチーズ。出荷されるのを待っています。 上にある2002の番号は、ここの工場の認証番号。 そして検査に合格すると真ん中に焼印とはんこを押されます。 まわりのparmigiano-reggianoは焼印ではなく、チーズを型に入れるときに、点字のように凹凸で出来ているものを一緒に入れて文字を入れます。 パルミジャーノ・レッジャーノは必ず外側にこの文字が刻印されているので、 コレがないものは、パルミジャーノでは無い(つまり偽物)ということになります。 次に向かったのはバルサミコ酢工場。 まさに「工場」を連想していたのですが、実際は樽で熟成をさせる昔ながらの製法。 旧民家?を使って作っていて、そこには沢山の樽、樽、樽・・・ 創業は1891年。その創業当時から醸している樽があり(約100年もの!)、味見をさせてもらいましたが、何とも言えぬ、まろやかで風味豊かな味でした。 ここのバルサミコ酢は、100kgの葡萄から僅か300mlしか出来ないそうです。 寝かせるのも10年以上、極上のものは25年寝かせるとか。 それぞれ味見をさせてもらいましたが・・・どれもとても美味しかったです。 ちなみにこの極上の酢。確か50miくらいの瓶で100€。一体誰が買うんでしょうね?
by frutta_di_mare
| 2008-06-17 05:51
| イタリア学習
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