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連休を過ごす facciamo vacanze

4月25日(土)は、イタリアでは解放記念日と呼ばれ、祝日となります。
学校は週末が休みなので3連休が生まれました。
そこで、どこかに出かける計画を立てていたのですが・・・

アグリツーリズモに行こうと宿泊先にe-mailを送ったのですが返信がありません。
とりあえず行き先だけは後で考えることにして、
車だけは押さえておこうとレンタカー会社autonoleggioを探しました。

ルノーの販売店で話を聞いたら「シトロエンの店に行ってみろ」、
そこでシトロエンに行ってみれば「ここには無いが、駅の近くにあるはずだ」と言われました。
この時点で、かなり駅から離れたところに居た私達。
一旦駅の近くまで戻り、手分けをして探しましたが結局見つからず。
授業が始まるので、捜索を中断することになりました。

我が家に戻る途中、ふと目に留まった観光案内所。
というか、我が家の隣の劇場に併設されているのですが・・・
「ここに聞いてみよう」と情報を求めたら、あっさり入手することが出来ました。
激しく落ち込む私達・・・3時間近くもウロウロ歩き回ったのに!

授業終了後に、気を取り直してレンタカー屋に向かいました。
「車を借りたいのですが」
「今日は空いている車は無いよ」
「いえ、明日(金曜日)に借りたいんだけど」
「明日はお店が休みだよ。祝日だからね」
さてどうしよう?と顔を見合わせていたら、受付の人がどこかに電話をかけ始めました。
「1時間後にまた戻ってきなさい」と言われ、一旦そこを後にします。

早口だったので理由が分からなかったのですが、
あと1時間後に車が戻ってくるのでは?と勝手に理解し、
ジェラート屋gelateriaで小休止してから再び向かいました。

車が戻って来てないみたいだなぁと思ったら案の定。
「あともうちょっと、20分くらい待てるか?」と聞かれたので、今回は諦めようと
「キャンセルします」と伝えていたら電話が鳴り・・・
「ok!車が用意できるよ!」と言われました。

受付の人が英語がしゃべれるとあって、以後の会話はsaruoが引き受けました。
車はプジョー307sw。ちなみに新車はイタリア価格で19,000~20,000€。
もちろん左ハンドルで、ミッションは当然マニュアル。
(イタリア人はオートマ嫌いだと聞いたことがあります)

運転席が違うのは慣れるだろうと考えていましたが、
問題は、交通ルールに直ぐ順応できるかどうかでした。
イタリアの交差点incrocioではロータリーが基本なので、独特なルールがあります。
いきなり出かけるのは怖いので、saruoと周辺1km程度を慣らし運転しました。
そして近所のsupermercatoの駐車場に無事到着。思わず拍手が出ました。
さて、明日は無事に出発できるのでしょうか?

連休を過ごす facciamo vacanze _b0136893_5405513.jpg

by frutta_di_mare | 2008-04-25 14:57 | イタリア小旅行
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