月曜日にミラノからボローニャに移った。
インターシティという特急電車に乗ったのだが、荷物が多かったので1等車両にした。 さて今回のインターシティ。1等・2等とも全く変わらない小汚い車両。 同じコンパートメントのイタリア人も 「1等でコレは信じられない、悪すぎる」などと悪態をついていた。 ミラノ発は定刻だったが、ボローニャには人知れず15分ほど延着。 その程度なら「遅れてます」という車内アナウンスは不要と思っているのだろうか・・・ ★ 日本でしていたこと、ボローニャでしてみたいこと ボローニャで受け入れてくれるのは日本人の奥さんとイタリア人の旦那さんの夫婦。 旦那さんは、夏場は乞われてラベンナの海岸側にあるホテルの厨房を預かる。 私はそこのスタッフとして入れてもらったのだ。 ただ受け入れまで少々時間が出来てしまい・・・リゾート地なのでまだオープンしていないこと、 そしてオーナーがまだヴァカンツァから戻ってこないことがわかり、 しばしボローニャで足止めとなった。 さてこのご家庭。 シェフである旦那さんは音楽を聞くだけらしいが、奥さんはピアノとサックス、 娘さんはピアノと、最近ギターとドラムを始めたとのこと。 ・・・というのを帰国前に知った。 日本で時間が有ったらイタリア語の勉強とリチェッタ(レシピ)でもまとめとこう、と思っていたのだが、 その話に触発されて久々にギターを練習していた。 早速その成果が表れた(?)のだが、機会があったら、いずれ書くことにしたい。 ホテルは9月頃で上がることになっている。 その後はシェフが次の仕事先を探してくれることになっているが、 生活面や料理の習得面を考えて、ボローニャに留まることを提案してくれていた。 今回の渡伊は仕事はもちろん生活も充実させたいと多少は考えていたので、 うまくどこかが見つかれば、しばらくはボローニャに滞在することになりそうだ。 ボローニャでは住み込みは少ないのか、シェフはボローニャでは聞いたことが無いと言う。 なので留まるとすれば部屋を借りることになる。 お金はかかるがその分充実した生活を送れそうだ、とも思う。 「イタリアでギターを買ったら?」とはブログ友達であるvruocculuさんの談である。 ★ テクノロジーの国、日本 ボローニャ駅には娘さんが迎えに来てくれた。 そこからホテルに行き荷物を置いて、斜塔の近くにある彼らのお店へと向かった。 厨房内をうろうろしながらアレコレ話をして、お昼ごはんを食べた。 (生ハムと野生種のアスパラガスのクリームソース) この娘さんとは何度かボローニャで会っているが、その度に音楽の話とパソコンの話になる。 私のパソコンを開けてiTUNE(音楽を聴いたり曲を購入したりできるソフトウェア)を起動、 どんな曲を聴いているのかが気になるらしい。 その合間に自分の持っているiPOD(いわゆるウォークマン)を渡して「聞いてみて」と言う。 そこで自分のイヤホンを彼女のに入れて・・・としたら突然彼女が声を上げた。 「なにそれ!?」 出国前に買ってきたイヤホンだが、安かったから選んだだけで機能がどうかは全く知らない。 ただ形状が少々・・・面白いかもしれない。 試させてあげたら、自分が持っているものよりも格段に音が良いのだそうだ。 「これで1,280円、なので約10?だ」といったら、そんなに安いのか、と驚いていた。 となれば自分も欲しい、という話になる。ただ残念ながらイタリアに売っているかどうかは知らない。 どこのメーカーだったかも思い出せないし・・・ そして電子辞書も彼らには目新しく写る。この機械はどのイタリア人にも大人気である。 こういうものを必要としていないのか、作っちゃう日本の工業技術が優れているのか。 自分が作ったわけではないけれど、 「日本ってすごいね~」と言われると嬉しい。
by frutta_di_mare
| 2009-05-16 22:23
| イタリア小旅行
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