カテゴリ:イタリア生活( 33 )

厨房内のイタリア人

料理留学って、なんだか良いイメージがある。
現地でなければ知りえないことがあるし、本場の食材にも触れられる。
日本じゃ高くて食べれないようなものが、こちらでは手軽に食べることが出来る。

でも良いことばかりじゃない。
以前の記事に書いたように、生活するとなると、いろいろと不便なことが多い。
物価は総じて高い。でも給料は安い。
安く買えるのは食料品くらいじゃないか、とさえ思う。
(もちろん、全てが安いわけではないが)

今回は「人」に絞って書いてみたい。


★ 厨房内のイタリア人


イタリア人というと、どういう人物像を想像するだろうか?
ジ×ーラ○氏ではないが「ちょいワルおやじ」もアリかも知れないが、
一般的には、人懐っこいとか陽気とか親切とかだろう。
ただし、それはあくまで「友達」として付き合うとしたら、に限定されると思う。

私が一言で現すとすれば「一緒に仕事をしたくない人々」だ。
料理留学に来ておいて言うのもなんだが、でも来たからこそ分かったことだ。

料理の技術とか考え方とか、そういうことではない。
料理以前の問題だ。
気に入らなければモノにあたる。フライパンやおたまなどは曲がっていたり歪んでいたり。
パスタに火が入りすぎたといって、シェフが怒鳴りながらフライパンごと放り投げる。
もちろんあたりにパスタやソースが散らばる。
ついでにそこらにあるものも手当たり次第ガンガン放り投げる。

そもそもモノに対する扱いが雑だ。
普通の時(怒っていたり急いでいたりしていない時)でも放り投げるのは当たり前だ。
食材もケースごと放り投げる。
結果、中身が多少傷むこともあるが関係ない。そんなのは捨てれば良いのだ。
食器の扱いも、だ。
「高い」と言われているものは丁寧に扱うが、そう言われていない物は適当だ。

そして何をするにも汚い。
仕込みであれ調理であれ、綺麗に道具や場所を使うという考えは無い。
汚れたら下っ端や皿洗いが掃除をするので、どうなろうと関係ないのだ。
ただしこの点に関しては、イタリア人でも若い連中は綺麗に使おうとする傾向が多少みえる。
でも、使ったら使いっぱなし、出しても片付けないのは年齢を問わない。

しかし自分は暴れ放題なのだが、全てが綺麗じゃないと気がすまないのだ。
シェフは堂々と言う。
「汚れたかどうかは問題じゃない。重要なのは綺麗にすることだ」と。
なので掃除をする人は大変だ。
何しろ汚し放題なので、綺麗にするのにとても手間がかかる。
綺麗にしたそばからまた汚れていく・・・かといって手を抜けば「汚れてる」と言われる。
ちょっとしたジレンマに陥る。

「南イタリアに比べて北は良い」という話を良く聞く。
北で働いたことが無いけれど、私が考えるに、きっとどこも同じだと思う。
人間性も南ほどキツくはないが基本は一緒だ。
日頃は言わないけれど、何かの拍子で人種差別の言葉が出る。

誰が言ったか忘れたが・・・
北イタリアできちんとしている厨房、いわゆる日本人がストレス無く働ける厨房は、
・日本人が数多く働いてきたレストラン
・オーナーやシェフが非イタリア人かイタリア以外の国で働いたことがある
のどちらかだろう、と。

特に最初の意見については私も賛成だ。
例えばここでこんなことがあった。

イタリアンパセリのみじん切りをするのだが、
見ていると、束の半分くらいをざっくり切って葉先の方だけを使っていた。
ある時、手が開いたので私が作ることになった。
時間が無ければ彼らのするように作ったのだが、
この時は多少余裕があったので葉だけをもいでみじん切りにした。

さてそれを使う時になったらシェフが驚いた。これはすばらしい、と。
これこそイタリアンパセリのみじん切りだ、と周りのコックを集めた。
たまたま私のする様を2番手のシェフが見ていたので、それを説明した。
以来、みじん切りは葉だけをもいで作るように、とのお触れが出た。
ということは?今までそれを知らなかったということだと考えられる。

イタリアに来ている多くの日本人料理人が、
「料理の技術は学ぶことが殆ど無い、日本の方が上だ」と言う。
なので、彼らはそうやって少しずつ日本人のやり方を学んでいってるのではなかろうか。
日本人が抜ける→次の日本人が来る、というのを繰り返していけば、
自然と厨房内も日本のやり方が浸透していくだろう。
となれば日本人が働きやすい環境になっていくというのも頷ける。


今までの体験で感じたことを書いてみた。
もちろんこれに当てはまらない店もあるだろうし異論もあろう。
一部だけ見て全てを語るのはいけないなぁとは思うが、
あえて今回はこういう記事にしてみた。


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by frutta_di_mare | 2009-07-17 22:28 | イタリア生活

ギターの話

18日にミラノに行ったついでにギターを買ってきた。
ということで今回はギターの話である。


★ ギターを買う


夕方からの仕事には十分時間が有るので、下調べしておいた楽器店へと向かった。
地下鉄緑線サン・アゴスティーノ駅から歩いて20分ほど、piazza Napoli にそれはある。
ここからはナヴィリオ運河も近い。
1日休みが貰えたのなら。お昼ごはんを前回行けなかったお店で食べたかったのだが残念だ。

何を買うかもネットで調べておいたのだが、やはり現物をみるといろいろ目移りしてしまう。
高いのは手が出ない、でも安すぎるのはどうもイマイチだ。
ということで買ったのがこちら。
YAMAHA AES420 330ユーロなり。
向かって右側の黒いのは、娘さんのギターだ。
b0136893_5235383.jpg


理由は特に無いのだが何故かヤマハが好きだ。
実家にある私の楽器もヤマハのギターとサックスだ。ただしもう1本のサックスはセルマー・USAだが。
思えばバイクも今まで3台ともヤマハだった・・・しかし1度だけカワサキに浮気している。

実家にある私のエレキギターはサンバーストという赤とオレンジ色。
たまには違うメーカーと色にしてみるか・・・と最初は思っていたのだけど、
やっぱりヤマハと、そして赤を選んでしまった。
好きなものは、そうそう簡単には変えられないらしい。

ちなみにイタリアでYAMAHAと言えば圧倒的にバイクメーカーのイメージだ。
今もバイクのレースで(排気量別でクラス分けされているが、どこのグレードかは判らない)、
確か1・2位がヤマハのバイクだ。
どこのメーカーのギターを買ってきたんだと聞かれ、ヤマハだと答えると決まってこう言われる。
「ギターを買いに行ってバイクを買ったのか?!」

丁度ミラノ中央駅に着いた頃に奥さんから電話があった。
滞在許可証が無事に取れたことと、ついでにギターを買ったことを報告した。
今度の日曜日はお披露目会になりそうである。


★ お披露目会と練習会


日曜日がやってきた。
エレキギターやエレキベースには、アンプというものが必要だ。平たく言えばスピーカーである。
「ギターは買ってもアンプは買ってないんでしょ?」
ということで、今回はわざわざそれも持って来るという気合(?)の入れようだ。

やっぱり本人がやりたがっているいうものは覚えが早い。
先週は結構難しいと言っていたのだが、今回はかなり上達している。
しかもお互いにギターを持っているので教えるのがとてもラクだ。

途中でちょっとつまってきたので、息抜きも兼ねて別な曲を弾いてみた。
これらは先週彼女が「私の好きな曲」と教えて貰ったものだ。
早速それもちょこっと教えたりして・・・なかなか充実した時間を過ごすことが出来た。


「冬になったらボローニャでギターを教えて欲しい」
いいよいいよ~と気軽に答えた。多分週に1度くらいは行くことになると思うからだ。
「でもmasaはボローニャじゃなくてここに住むんだよ、仕事があるから」
と奥さんは言った。
それから彼女はちょっと考えて・・・奥さんにこう話した。
「家で一緒に住むのは?私とマンマとサンテ(お父さんは名前で呼ぶ)の4人で」
「どこで寝るのよ?」と奥さんが言い、あーーと残念がる。

毎日仕事の日々だが、日曜日の3時間程度が良い気分転換になっている。


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by frutta_di_mare | 2009-06-22 06:00 | イタリア生活

黒い皮膚の聖母 ~ボローニャでの日々

★ 山登り


ボローニャ中央駅から南西に小高い山があり、そこに教会がある。
イタリア語では、Santuario della Beata Vergine di San Luca という。
何と言うのだろう?サン・ルーカの聖処女マリアの聖地?みたいな感じだろうか。

Porta Saragozzaの辺りからだったと思うが、
要は旧市街地の門からずーっとportico ポルティコと呼ばれる柱廊がこの教会まで繋がっている。
b0136893_0213036.jpg

2006年度か2007年度版のNHKイタリア語テレビ講座の特集がボローニャで、
その時にここの教会を見て、行ってみたいなぁとずっと思っていたのだ。

さてこの教会。普通歩いていく人はそうそう居ないらしい。
用事がある人は車を使う。
ということで、私は「歩いて登る珍しい人」だったようだ。

Bivio San Luca サンルーカへの分かれ道というところがある。
ここはちょっとした門があり、ここから約1kmの本格的な山登りとなる。
b0136893_0181719.jpg


汗をダラダラ流して登りきると、洒脱(しゃだつ)というのか何と言うのか。
ひっそりと教会が佇んでいた。
b0136893_015588.jpg


教会の奥、祭壇には柵がしてあって関係者以外は入れない。
なのだが・・・戸が開いているので気にせず入ってみたら、そこは祭壇の一番奥に出るところだった。
見つからないうちにすばやくそこを後にした(汗。

なお、この山登りは地元民の恰好のランニングコースになっているようだ。


★ 適当なお国柄


ここラベンナからボローニャに移動した日。
チェルビア駅の窓口がすごい人でごったがえしている。
並んでる人に聞いてみたら、「今日と明日はボローニャには電車が入れない」とのこと。

どうして良いか分からないときは直ぐ電話だ。と思って奥さんに早速かけてみた。
そしたら、その日は丁度 giro d'Italia ジーロ・ディ・イタリアの、ボローニャがゴールの日だったのである。
詳しいことは分からないが自転車で市街地をレースするもので、
ツール・ド・フランスみたいなものだと思う。

駅員に聞いたら「いくつか前の駅で降りて、そこからプルマン(郊外線バス)に乗るしかない」と言われた。
とにかく駄目なものは仕方ない。指示に従って切符を買った。
まずはリミニまで行き、そこから電車を乗り換えた。 しばらくして車掌が切符拝見に来た。
そこで切符を出すと
「どこまで行くの?」と聞かれた。

本当はボローニャまで行きたいんですけど。
「でもこの切符だとフォルリまでしか行けないね」
駅員が、途中で降りてプルマンに乗れと・・・
「えっ!?この電車はボローニャまで行くよ!?」
でも、ジーロ・ディ・イタリアがあるって言ってたけど?
「確かにあるけど、この時間はまだ入れるんだよ」

というやり取りがあり、追徴料金を取られた。結果として倍近くの乗車賃を払う羽目になった。

同じような状況に遭遇した客が何人か居たらしい。
適当な駅員によって、みんな踊らされてしまったようである。

ちなみにこの日のゴールは、先のサンルーカ教会だそうだ。
う~ん、あの山登りだったら面白いレースが見れそうだな、と思った。
ちょっと見に行ってみたい衝動に駆られたが、この日は別の用事があった。


★ 野外発表会


その日、23日は娘さんの通っている音楽教室の野外発表会があった。
狙ってボローニャに行ったわけではない。
シェフの指示に従ってラベンナを離れることになり、
奥さんに連絡をしたら、「じゃあボローニャにいらっしゃい」ということで知ったのである。

上の出来事があったので、多分間に合わないだろうと思っていた。
しかし予定通りにボローニャに入ることが出来た。

一旦奥さんの家に集合。娘さんのボーイフレンドも来ていた。
(彼とも何度か会っているので、周知の仲である)
市内のバスもかなり滞っていたので、シェフの知り合いのタクシーを頼んで、
ボローニャ郊外の会場へみんなで向かった。

会場は中学校の校庭で、そこの学校の行事とのジョイントであった。
この音楽教室の先生はボローニャでは有名な人らしく、
若かりし頃はCDを出したりテレビにも出ていたようだ。

丁度1年前のこの日、沢山のマフィアが処刑された日でもあるという。
最初のグループがその追悼の意味も込めた、オリジナルのメモリアルソングを披露した。
その映像をyoutubeにアップしたいところだが・・・誰かに訴えられると困るので止めておく。
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16時くらいから始めて終わったのが20時過ぎ。
学校の発表会なので、上手いグループもあれば破綻してしまっているのもあったが、
総じて楽しい時間を過ごすことができた。


★ 黒い皮膚の聖母


ホントにいいタイミングでボローニャに来たと思う。
サンルーカ教会に祭ってある聖母は皮膚が黒いのだという。
日ごろは見ることが出来ないのだが、そのご神体(?)が24日までボローニャ中心部の、
とある教会(名前を失念)にやってきていたのだ。
つまり・・・日本で言うところの「御開帳」といったところだろう。

この方何者なのか?何故皮膚が黒いのか?
以前本で読んだことがあったのだけどすっかり忘れてしまった。
まぁ今はご神体を眺めるだけでもいいかな、と思って行ってみた。

教会の脇の道路には市が立ち、人でごったがえしている。
そして教会内も然り。

神父なのか司祭なのかは知らないが、とにかく説教をしている。
その後、聖歌斉唱があり・・・
さぁ見れるかな?と思ったら人が全然引かない。
この時だいたい11時ごろ。
所用を済ませて14時すぎに戻ってきたのに、やっぱりすごい人。

日本の御開帳と違うところは、ご神体を見たらさっさと帰るなんて事はしないようだ。
数年に1度なのか年に1度なのか分からないが、とにかく滅多に目にすることが出来ないご神体。
なので、みんな一生懸命祈りを捧げているのだ。
相変わらず多くの人が詰め掛けていたが、かといって騒々しくない。
むしろ見物目的で来た自分が少々恥ずかしくなった。

結局近寄ることはかなわず、黒い皮膚の聖母を目にすることは出来なかった。


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by frutta_di_mare | 2009-05-29 00:26 | イタリア生活

これからの住むところ

ようやく働ける運びになったので、ここを少し紹介しておこう。

町の名前は Milano Marittima ミラノ・マリッティマという。
エミリア・ロマーニャ州のラベンナとリミニの丁度中間に位置している。
最寄の駅はCervia-Milano Marittima というところだ。
そこからホテルまで歩くと小一時間、バスを使えば15分程度だろう。

チェルビアは町として(?)機能している。
だがミラノ・マリッティマは違う。
町全体がリゾート地なのだ。道路と言う道路にはホテルが立ち並び、
レストランに個人の別荘に・・・
ここで生活をしている人は皆無と思われる町並みだ。

はるか昔、ここは何にも無いところだったらしい。
当時のミラノのお金持ちか貴族か何かが、ここに避暑地となる地を開拓したという。
なので町の名前にミラノがつくのだそうだ。
このマリッティマというのは辞書で見ると「海岸の、海の」などの意味を見つけることができる。
さしずめ「ミラノの海岸」とでもいう意味合いなのだろう。
ちなみにこの「マリッティマ」が町名についてるところは、
町の成り立ちがこういったところだそうだ。

(以上のことは現地人に聞いたので、本当かどうかは分かりません)

さて、今滞在しているところは、ホテル・エリカという。
そして隣にあるホテル・ピクニックと海の家のスピアッジャ・297の3つで
1つのホテルグループとなっている。
とはいえ、オーナーは同一人物だ。
Bellettini Hotels

ホテル・エリカの厨房で全ての店舗の料理を賄う、と聞いている。
海の家の料理は、ここから直接運んでいく。
もう1つのホテル・ピクニックは、仕込んだ料理をここから持って行き、
そこの厨房では火を入れるだけなのだそうだ。

仕事は朝が7時半から、夜は9時半には終わる。
昼ごはんは11時半くらい、夕ごはんは6時半くらい。
忙しくなってくればどうなるか分からないが、今のところ健康的な生活だ。

2つの部屋を6人で住む。トイレ・風呂は共同だが、水の出はすこぶる良い。
洗濯物は全て洗ってくれるし、水については飲み放題だ(炭酸水も)。

残念に思うのは賄いに関してだろう。
全従業員・・・今日見たら30人くらい居たと思うが、それだけの分を作るとなると大変だ。
なのでメニューが毎回似たようなものになる。
そして食べ盛りの連中が多いので、早く行かないと無くなってしまう。競争が激しいのだ。
また食事時にワインが飲めないこととエスプレッソが気軽に飲めないことだ。
まぁ今までもそうだった様に、ここでも直ぐに慣れていくことだろう。


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by frutta_di_mare | 2009-05-28 06:16 | イタリア生活

滞在許可証に振り回される

年明けからだろうか、妙に不運が目立つ。
注意力が欠けているのかも知れないが、一概にそうと言い切れるものでもない。

思えば・・・
カードが2枚被害に合い、携帯電話を無くし。

そしてここへ来て、
カード1枚紛失、もう1枚は機械に飲み込まれ、小銭入れを無くし、
そして一時期職を失った。

この、職を失ったのは前回書いたように「滞在許可証」なるものが影響している。
今回はようやく収束したので、ちょっと長くなるが書いてみようと思う。


★ 受領書は無効!?


おそらく、再びイタリアに戻ろうとする人がしているように、
私も帰国前には次の仕事先を確保していた。
そして必要な書類は何かを何度も電話確認をした。

5月にイタリアに入り、ミラノで滞在許可証の手続きをした。その際に受領書(俗に言う半券)を渡される。
これが「手続きをした」ことの照明で、許可証が発行されるまでは有効な書類だ。
ということでそれらを持って仕事先のラベンナへと向かった。

しかし実際行ってみると事態が変わっていた。

ホテルの会計士が「滞在許可証の原本でなければ認められない」という。
当初と話が違うし、今までもそれでやってきたじゃないか、と詰め寄るオーナー。

ことの成り行きはこうだった。


政権が右寄りに変わったため、より外国人を締め出す動きになったのだそうだ。
そして彼らが言うには2ヶ月前に就労規則が変わって、
滞在許可証は原本のみが認められることとなったのだ。
または1年前のを持っていて「現在更新中である」という意味での半券なら認められる。

じゃあ半券の何がいけないのかというと、codice fiscale 税務番号がそこには記載されていない。
もちろんまだ原本が発行されていないので、税務番号が分かるわけが無い。
ということは・・・?
雇用側が脱税が出来る、すなわち「闇就職」の温床になっているのである。


★ 狭まる包囲網


友達などから得た情報に拠ると、
北イタリアの多くの州では「滞在許可証の原本」の提示を求められるそうだ。
ただそれでも、まだ一部では大丈夫らしい。
そして南イタリアでは、そういう話すらないらしい。
ただいずれは彼の地も代わって行くのだろうと思う。

今までは不法な何かが見つかると強制国外退去だったが、
現在は牢屋に入れられるとの話だった。
もちろん雇い主も入れられると同時に、多額の罰金を科せられる。

今夏働くところはリゾート地なので多くの観光客で賑わう。
なので黒人たちが違法な商売、つまりブランド商品のコピーを売り歩いたり、
または真っ当な商品でも無許可で販売したりする。
そういうのを取り締まる警察が年々厳しくなり、
捜査の手がホテルなどにも定期的に入るようになったのだそうだ。


★ 流浪の民


滞在許可証の原本は、受領まで3ヶ月くらいと窓口では説明を受ける。
しかしその実態は分からない。
ある場所では取れたというし、またある場所では1年以上も待ったという。

去年行った料理学校では原本を手にすることが出来なかった。
有効期限は既に切れているが、発行した実績があるとすれば、そのコピーは貰えるのではないか?
との話から、その学校へと向かった。
そして最寄の警察署に出向くが・・・「そういうことはアンコーナの警察署で聞いて」とあっさり言われる。
早く言えば、町の警察署から市の警察本部へ行けということだった。

もとの料理学校の事務の人にも手伝ってもらい、
説明が滞るときにはシェフの奥さんに代わりに電話してもらったりした。
アンコーナには2日滞在したが、結局有効な手は得られなかった。

やむなくラベンナのホテルに戻った。
「とにかく原本が無ければここでは働けない、とても残念だ」
とシェフとオーナーは言った。
「紹介できる店はあるが、そこも原本が必要と言われるかも知れない」
そして、
「仮に働けたとしても、警察が来て捕まってしまう可能性があるから勧められない」とも。

そこでシェフからは2つの選択肢を与えられた。
原本が出るまでミラノで待つか、それとも一旦帰国してしまうか。
ともかくホテルでは働けないので、どうしようか考えながらうろうろしていた。

シェフが自身のコネをあたりまくって、ミラノの警察署で働いている知人を見つけた。
事情を説明し半券とパスポートのコピーをFAXで送った。
そうしたら、大至急扱いにまわしてくれるという。
週末に警察が観光客の振りをして見回るという情報が流れたため、
ひとまずボローニャへと向かった。

このボローニャでの話は、前回の続きも含めてまた改めて。


★ 一縷の望み


ボローニャで2日間を過ごしながら、ミラノの警察に何時行けという連絡を待った。
この時点でクレジットカードは既に手元に無く、もはや出歩くことすらもままならない。
出掛ければお腹がすく。何かを食べるために少なからずお金を使うことになるので、
用事が無い時間はホテルでじーっとしていた。

奥さんの話では、シェフもかなりピリピリしていたらしい。
連絡が来ないのは何故?書類の不備でもあったのか、それともコネが通用しなかったのか?
夜も遅くにようやく連絡が来た。
入念な打ち合わせの元、翌朝にボローニャを発ちミラノへと向かった。

警察署へのアポイントメントは午前10時半。ただ何があるか分からないので30分前に着いた。
受付の人に内線で呼び出してもらうはずだったのだが・・・受付の人が居ない!
10分ほど待っていたが一向に来る気配なし。
仕方なく奥さんに電話し、電話が巡り巡って・・・ようやく担当者の人が現れた。

ミラノの警察署にはざっと見ても100人を超える外国人がひしめき合っていた。
窓口も沢山ある。あるのだが・・・開いているのは3~4つくらいしかない。
これでは、発行までに1年以上かかるというのも頷ける。

そんな人ごみをかき分けて、扉の中へと入っていく。
指紋を取り、別の部屋で本人確認と再度指紋採取。
そして・・・6月18日に原本を取りに来なさいという書類を手にすることが出来た!

またこの時点で証明書なるものが貰える。
これがあれば原本が無くても通用する。すなわち、原本が来るまでの身代わりのようなものらしい。
さっそく奥さんに伝えた。もちろん大変喜んでもらえたのは言うまでもない。
シェフからも早く戻ってくるようにとの連絡を受けた。
個人的にはせめて金曜日に戻りたかったのだが・・・
(ただしお金の工面がついたとしたら、の話)

10日間くらいに渡った騒動が、ようやく収束してほっとしている。
と同時に、恩返しの意味もこめて、しっかり仕事をしようと思った次第である。


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by frutta_di_mare | 2009-05-27 04:31 | イタリア生活

la primavera maledetta

先日カターニアでお世話になったNさんに電話で愚痴ったおかげで、多少は気が晴れた。
(Nさん、その節はありがとうございました)

で、いろんなことを考えてたら、ヌマーナのお店のシェフと一緒に車に乗っていた時のことを思い出した。

題名は「maledetta primavera  ; 呪われた、いまいましい春」。
文法的にはブログのタイトルのようになるのだろう。

曲調は好きなのだが、題名から察するに「清々しくない」内容の歌詞と思われる。


さーーて。


明日から放浪することになりそうだ。

ホテル側としてもここに留まって欲しいと考えている。
迷惑をかけた云々以前に、厨房スタッフが今一人抜けるのは、ホテルとしてもかなり痛い。
人が足りなくなったから誰でも良いから雇えばいい、という訳にはいかないだろう。
私が雇う側だったとしてもきっと同じことを考えるはずだ。

いろいろと相談をして「これで上手く行けば」という案を提示された。
そこで一縷の望みにかけて、まずは行動を起こすことにした。


成功すれば今回の話は終結。
ダメだったら・・・さてどうしたものか。それはまだ考えないでおこう。


で、明日は何をするかというと?

朝一の電車に乗って警察署(クエストゥーラ)へ交渉しに。
拙いイタリア語でどうにかなるのか、どうにかしちゃうのか、やっぱりどうにもならないのか。
出来る限りのことはやってみようと思う。


面倒なことになったなぁとは思うが、反面、いい経験にもなるはずだ。
今回は数年間イタリアに滞在するつもりで居るし、きっとどこかで役に立つはず。


仮にダメだったとしても、それはそれで何か新しい出会いや出来事が待っているかも知れない。
と、前向きに考えることにした。


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by frutta_di_mare | 2009-05-19 05:33 | イタリア生活

イタリア語強化週間はじまる

2月14日でここでの研修が終了しました。
15日は1日かかって大掃除と荷物の片付け。
エスプレッソマシンを友達にあげる約束になっていたので、
最後の1杯を飲んでからキレイに片付けました。
しばらくして友達がやってきたのですが、まずは息抜きも兼ねてbarに行きました。

途中で美人な女性からciao! と声をかけられ、「今日は仕事休み?」と聞かれました。
昨日で仕事が終わったことやこれからのことなどを話し、今日は君も休み?と聞き返したら
「私はこれから仕事なのよ」
いつかまた会えることを願ってその場を後にしました。

友達から「あの人だれ?」と聞かれたのですが・・・
今になっても名前どころか、どこの人だったかも思い出せません(汗


★ シラクーサでのあれこれ

最終日の2月14日。
自分の予定を逆算して、この日までなら大丈夫と思ってシェフに告げたのですが、
よくよく考えてみたらこの日はサン・ヴァレンティーノ。
一人コックが少ないので、今回はシェフも厨房に入って仕込み作業をしました。

今日はバレンタイン特別メニューなのかな、と思いきやいつもどおり。
ほぼ満席でしたが、救われたのは大人数のグループが無かったこと。
途中で配水管が詰まり洗い物が出来ないという、多忙な最中に笑える(?)出来事もあり、
ゆっくり感慨にふけりながら仕事を、なんてことは出来ませんでした。
終わる時期をもう1週間早めて置けばよかったとちょっと後悔。

//////////
友達にはマシンのほかに、私が買ったフライパン、鍋と秤もあげました。
もちろんとても喜んでくれ、
「これを使うときは、いつもmasaのことを思い出すよ」と
フライパンをあおる仕草をしながら話した後、
「いつ来てもmasaの為に家を空けておくから。いつでも戻ってきなよ。
もちろん好きなだけいて良いから」

もうすこしイタリアがいろんな意味で住みよい国だったら。
仕事も有るし、ここで生活しても悪くないかなと思うのですが。

//////////
9時に店の前でシェフと会い、鍵を手渡してシラクーサを後にする筈が、
9時半近くになっても来ない!どうやら忘れてしまっているらしい・・・
もうこれ以上は待てない。
いつもみんなより早く来る姉妹店の皿洗いの人に、この鍵をシェフに渡すように伝え、
急いで駅行きの無料バスに乗りました。

バス乗り場でカターニア行きのチケットを買いました。
時計を見たらちょっと時間が有ったので近くのbarで一息。
バスが来たから乗ろうかな、と思ったらチケットが見当たらない。早速紛失。
チケット売り場の人とバスの運転手の両方に事情を説明して、
追加購入をせずになんとか乗り込むことが出来ました。

このバスのチケット。いわゆるスコントリーノ(レジのレシート)と同じなんです。
なので、barで貰ったレシートと間違えて捨ててしまったのかも知れません。
帰ってくるときは気をつけないと・・・


★ イタリア語強化週間はじまる

さて16日からどういう予定か?というと。
16日      カターニアのB&Bで1泊
17日~18日 ミラノで用事とブラブラ ミラノ泊
19日      ローマでブラブラ ローマ泊
20日~28日 カターニアのB&Bで宿泊 語学学習とちょこっと観光
3月1日~   シラクーサに戻り仕事開始

カターニアでB&Bをされている日本人の奥さんに連絡をとり、
イタリア語学習付き(!)で宿泊することにしました。
学習は私の希望で会話中心。
本当は20日からのプログラムのはずが、早くも開始しています。

例えば厨房や友達同士の会話では、
例え間違っていてもこちらの言いたいことを相手が分かれば会話が進行します。
でもこの、なんとなく話が通じるのがイマイチ好きになれずにいました。
かと言って。
仕事中にイチイチ訂正してもらってたら仕事が進まないし、
友達同士だとその都度会話が途切れて、それはそれで相手にストレスが溜まる。
向こうとしてはレッスンをしたいが為に会話してる訳ではないですからね。

この2週間をシチリア周遊や食めぐりの旅とも考えたのですが、
勉強は今しかできない気がしたので、今回はこのような計画を組みました。

「とにかく会話をすること。イタリア人と結婚するのが一番だね!」
と旦那さん。そこで、
きれいなイタリア女性を僕に紹介してもらうことは出来ますか?
「紹介するより自分がお付き合いするよ!」

お茶目な旦那さんですが、それ以上に面白いのが奥さん。
かなり、というか面白すぎます。笑える話が盛り沢山。
ここでの生活はブログにさらけだいちゃいますから!と宣告してありますが、
全てを文字にできないのが非常に残念であります。

さて、只今現地では17日の朝7時前。
これからミラノに向かいます。


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by frutta_di_mare | 2009-02-17 14:48 | イタリア生活

ついてない1日

いつものことなんですけど最近は特にネットの調子が悪いです。
自動的に回線が落ちてしまい、激しいときは数十秒で落ちます。
それが災難のもとに・・・


★ 残すところあと4日

ここのお店を今週末で切り上げることにしました。
本当は3月中旬までの予定だったのですがある友達から働き口を紹介され、
経験を積む意味においても、早めに上がって他の店に行ってみようと思ったからです。

とはいってもいきなりそこに行くわけではなく。
所用で一旦ミラノに行き、そこで2泊。
それからイエジの学校に行ってローマ経由でカターニアへ。
そこで1週間ほど滞在し、3月から新しいところで働くことになっています。


★ ついてない1日

ミラノ行きの飛行機とカターニアでの宿泊は押さえたのですが、
それ以外の日程が全く決まってませんでした。
というのも、その所用がらみの連絡待ちで。
もう出発まで1週間を切ったし、無駄金承知で予定を組んでしまえ!と
ミラノでのホテルや帰りの航空チケットの手配を行いました。

なにがあったのか、というと。
ネットの契約をし忘れていて20€の損。
飛行機の日時を間違えて購入してしまい、キャンセルがきかずにチケット80€丸損。
瞬時の間に100€も損をしてしまいました。

ちょっとだけ説明すると。
ネットでローマ→カターニアの航空チケットを調べていたら、なんと17€という格安のを発見!
で購入しようと思ったらネットが繋がらない。
またいつものか・・・と思ったら、今回は全く回復する気配が見えない。
「お金が切れたよ」の通知で、ネットの加入をしていなかったことに気づき。
今はとにかく早くネットにつなげてチケットを買わなければ!と思い、
インターネットポイントへ走りました。

先ほど見たサイトにつなげたのだけど既に格安チケットは無し。
「早く買わないと無くなる!」という思いが先走り、とにかく安いチケットをすばやく手配。
ところが日時を間違えていたことに気づき・・・
航空会社に電話したのだけれど、残念ながらキャンセルが効かないのだそうで。

落ち込みながら夜の仕事へ行ったら、注文をうっかり間違えて。
ところが間違えた先が今日のVIPとも言うべき、
カンティーナ、PLANETAの社長と社長婦人のテーブルの注文でした。
この前菜、オーブンに入れるから12分かかるんですよ。
なので前菜が出てくるまで20分以上待たしてしまったという・・・(泣

午前中は良い日だったのに。
この一連の出来事で、今日はさんざんな1日になってしまいました。


★ イタリア、負けましたね

親善試合なのですかね?
ロンドンで、イタリアA代表対ブラジルA代表のサッカーの試合がありました。

皿洗いのスリランカ人をけしかけて、「フォルツァ、ブラジル!」と言わせて楽しんでました。
(この時は落ち込んでは居たけれど、まだ注文間違いはしていなかった)
ちなみにスリランカでは、あまりサッカーは人気が無いようです。
彼らも興味が無いと言っていました。

いつものように白熱する厨房内ですが、何故か約1名、クールにテレビを見ている人が居ました。
彼がそっと耳打ちして言うには。
「この試合、2-1のブラジル勝利でlotto(サッカーくじ)を買ってあるんだ」とのこと!
ふむ。その考え、分からないでもないなぁ。

試合は2-0でブラジルの勝ち。
じっくり見ていたわけではないけれど、全体的にはブラジルが押していたように思いました。
さてさて、明日の厨房はどうなることやら。


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by frutta_di_mare | 2009-02-11 09:41 | イタリア生活

正しいサッカーのテレビ観戦の仕方

先週までは雨が多かったのですが、今週に入ったら晴れが続いています。
荒れていた海も穏やかだし、空も雲ひとつ無い青!
外も暖かく日差しも柔らかです。
2月半ばでこんなですから、夏はかなり暑いんだろうなぁーと思います。


★ 正しいサッカーのテレビ観戦の仕方

いうまでも無くウソですけれど。ま、当店の厨房をご紹介。

先日、ナポリ対ユベントスの試合中継がありました。
当店にはこの2チームの熱烈なファンが居ますので、当然厨房のテレビはこのチャンネルに合わせます。
お昼ごはんのときやお客が居ないときなど、彼らはその日行われる試合について話し合っています。
話し合っているというよりは、ヤジっているというのが正しいのかもしれません。
ナポリはマラドーナしか選手が居ない(今はもういない、だから勝てないという理屈)とか、
ユベントスは多くの選手が怪我をしているのでちっとも怖くない、とか。

それらを見てて面白かったので、私が手拍子をしながら
「フォルツァ!ナポリ!フォルツァ!ナポリ!」
と言ってユベントスファンの元に向かって行き・・・彼らの反撃に会う前に逃げる(笑。
実際は反撃されるのですけれど。
仕事が無ければこんな感じで、和気あいあいとやってます。

試合中になると・・・それはもう、楽しいというかうるさいというか。
誰かが倒されれば、「反則だ」「反則じゃない」、
誰かがシュートを外せば、「惜しかった」「所詮○○なんて、そんな程度なんだ」とか。

確か2度ユベントスがナポリのネットを揺らしたのですが、どちらも反則で得点とはならず。
特に2回目のデル・ピエロのシュートは、その直前にハンド(ボールに手が当たる)があった為に反則となったのですが、
これについては、翌日まで言い合ってました。
「あれは故意だ!」「いや故意じゃない!」
「サッカーのルールを知らないのか!?」「何を見てたんだ?あれが故意に見えるのか!?」などなど。
結局、試合はPK戦でユベントスが勝ったようです。

ちなみにこの日のシェフは、静かなテレビ観戦でした。


★ 近所のピザ屋さん

店から歩いて数十秒のところにあるピザ屋さん。
朝から開いていて、ピザの他にパンも売っています。
最近ここの・・・日本でいうところのピザパン?にはまっています。

日本のパン屋さんで売っているそれは、だいたいCDの大きさくらいの丸っこいパン生地の上に、
トマトソースとチーズが乗っかってて・・・今だと150円くらいでしょうか?
この店も大きさは日本のと同じ。乗ってるのはトマトソースとチーズだけ。それで1€。
ものすごく単純なんだけど、間違いなく日本のよりも美味しい!
おそらくチーズが美味しいからじゃないか、と私は思っています。

友達と一緒に買って、食べながらタバッキ(タバコ屋さん)に行って1€のロトくじを買い、
それから朝の仕事に向かうのがこのところの日常。
ロトくじは通算で1€のもうけ。かわいいものです。


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by frutta_di_mare | 2009-02-07 03:02 | イタリア生活

カスタードクリームとラーメン

2週間ほどずーっと雨続きだったのですが、この週末は晴れました。
さすが土曜の午後は多くの人が外に出ていました。

今までは前菜とセコンドの手伝いが営業中の主な仕事でしたが、
週中からは、前菜とプリモの手伝いになりました。
水曜日にレシピを教えられたのですが、
いきなり作れといわれ。
アタフタして怒られ。
スパゲッティー作ってる最中に前菜のオーダーが入って。
何がなんだか分らないうちに時は過ぎていく・・・そんな日々です。


★ カスタードクリームを作る

つい最近、「料理サロン La cucina di Giulio giulio.exblog.jp」というブログに、
シュークリームの記事が出ていました。
オーブンが無いからシューは焼けないけれど、カスタードクリームをたらふく食べたいなぁ
という衝動に駆られ、卵と牛乳と小麦粉だけで作ってしまいました。

うーん・・・美味しくないな・・・
少なくともバニラ・エッセンスくらいは、やっぱり必要だったか・・・

ちょうどカルフールに行く用事があったので(それは下の話です)、
ついでに買ってきました。20ml入りで2.38€(約300円)。
既に仕上がってしまって、しかも固まりかけているクリームに直接たらーっとかけ、
スプーンでくわっと混ぜてしまいました。

早速、カルフールで買ってきた「フランスの」クロワッサンにつけて食べてみました。
コレが全然合わないんですよ。
私の好みだけなのかもしれませんが、やっぱりイタリアのクロワッサンとの方が相性がいいように思いました。


★ カップラーメンを買う

同僚から、ラーメンの作り方を教えて欲しいと言われていました。
だいぶ前に言われていたのですが、私もすっかり忘れてました。
それを彼が最近ふと思い出したらしく。そういやレシピは?となったわけです。
じゃあネットで調べてイタリア語に約すか~と思ってたのですが・・・
ラーメンスープって、作るのに結構手間かかるんですね。ラーメン屋さん、ご苦労様です。

(余談ですが、彼は、日本人は家庭料理としてラーメンが存在すると思っているらしいです。
これも日本のアニメの影響でしょうか)

そこで思いました。
果たして本当に作る気があるのか?
そもそもラーメンを食べたことが無いヤツに、本格的(とネットでは紹介していました)なラーメンを作れるのか?
しかも「ラーメンってあんまり美味くないね」って言われるのがオチなような気もするし。
無駄ぼねになるような気がしてきて、どうしようかしばらく迷っていました。

そうだ、まずはカップラーメンを食べさせてみよう!
我ながら名案を思いつきました。
カルフールで売っているのでそれを買ってきて、明日それを渡せば良いな、と。
で早速買ってきました。日清のカップヌードル、1個1.99€(約240円)。高い!

しかしコレ、作っているのは日本ではありません。恐らくドイツの現地法人だと思われます。
表示は、CUP NUDELN。
入れ物の表記は、ドイツ語とフランス語・・・かな?よく分りません。
元のバーコードの上からイタリアのバーコードがぺたっと張ってあり、
その余白に作り方と内容物表示が書いてあります。

買ってきたのはチキン味。他にビーフ味とトマト味がありました。
ま、初心者には(?)基本のチキン味かなって思って選んできました。
このチキン味。
表記は、Geschmack HUHN と Goût POULET と書いてあります。

入れ物自体はプラスティック。なかなか強度があります。
高さは、日本のよりすこし高い気がします。いや、同じくらいかなぁ?
デザインは日本のと全然違います。NISSINとCUP NUDELNの字体が同じくらいなもの。

気になるお味ですが・・・まだ食べてません。
世界で一番売れているラーメンですし、まずいことは無いだろうと思っています。


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by frutta_di_mare | 2009-01-19 02:01 | イタリア生活