★ Catania Pirotecnico 花火のカターニア
疲れているにも関わらず早起きしてしまったため勉強も兼ねて22日の新聞を読んでみました。 この日の新聞La Siciliaでは、1面にCataniaの森本選手の写真がでかでかと載っています。 Romaを3-2で下し、2得点を挙げた彼の活躍によるものです。 別添のLa Sicilia Sportでは破格の扱い。何故ってその試合の特集が6ページ半にも渡って載っているんです。 そして彼の写真付で1問1答の記事が半ページ。 Jリーグで屈指の人気を誇る浦和の地元新聞だって、ここまで気合の入った記事は載せないでしょう、きっと。 現在Serie Aでは8位。首位とは20ポイント近くも離れていますが今後も目が離せません。 そしてその日の活躍度合いをつけた点数表。得点を決めた森本・Baiocco両選手が8でトップ。 しかし彼らよりも上回るのが監督の9.5点。これは笑えました。 逆に最低得点だったのはRomaのMenez選手と主審(!)の4点。主審にまで点をつけちゃうのが面白い。 面白いといえば、記事中でTEDESCO(テデスコ;ドイツの、ドイツ人)という文字が目を引いたので「ドイツ人が何なんだ?」と思っていたのですが、 CataniaのチームメイトにTedescoという名前の選手がいるのを発見。 かつて日本にも「日本さん」という人が居たらしいというのを本で読んだことがありますが、 だとしたらこれもあり得るのかなって思いました。Italianoさんも探したら居るのかも!? ★ Il Siracusa ha ripreso a volare シラクーサは再び飛びあがった ブログにも書いたように、21日は友達とSiracusa戦を見に行きました。 当然この記事も新聞には載っています。ただし扱いとしては2ページ程度。 まぁ5部リーグですからね、でも5部でも2ページに渡って記事が載るんですから、これまた凄いこと。 にわかtifoso(ティフォーゾ;熱狂的ファン、サポーター)の私も、この扱いは嬉しかったです。 21日の時点で首位Siracusaと2位との差はわずか9ポイント。 まだまだ予断を許さない状況下の中、 Serie C2に上がるためにはどんな試合ももはや落とせない。 試合開始前まではわいわいやっていたのですが、キックオフと同時に応援団の支持に従い・・・ みんなが座ってしーんと静まり返りました。 そして横断幕 lo striscione のみが掲げられています。 Silenzio e sdegno per chi ci costringe a stare lontano da te! 君のために私たちを無理やり長く居させる誰かに対する沈黙と怒り! ちょっと訳がおかしいかもしれません。誰に対する怒りなのか・・・ 私としては、要はチームの応援のためにわざわざ来たんだから勝てよ!ということなのかなと思っています。 だとすれば一見高飛車な言い方ではありますが、「がんばって!」と書くよりは効果的かも。 短気なシチリア人らしい言い回しなのでしょう。 しばらくしてから横断幕を下げ、それから沈黙を破るかのように突如応援が始まりました。 ずーっと応援しているよりも応援効果があるのかもしれません。 この審判がとにかくダメで、とにかくオカシイ。審判に対してもブーイングが何度もありましたが チャンスを生かして前半を2-0で折り返しました。 後半は疲れが出てきているのか終始押されっぱなし。危ないシーンも何度かありました。 そこで掲げられた横断幕がこれ。 Questa sconfitta deve fare male... Adesso rialzati e riprendia volare この敗北は必ず体を悪くする・・・今再び立ち上がり、飛び立とう そして盛りかえした、ということはありませんでしたが、ともかくもそのまま逃げ切って勝利。 新聞による選手の評価は、やはり全体的に辛めで最高は7点でした。 横断幕は長くて試合中はなんと書いてあるのか分からなかったのですが、 新聞記事に紹介されてあったので助かりました。 さて、次回はどんな文言が並ぶのでしょうか。
by frutta_di_mare
| 2008-12-25 19:45
| イタリア・シラクーサ
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